国際結婚、日本とは違う?世界の宗教観

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一般的に、日本人の宗教に対する信仰心はあまり強くないと言われています。普段の生活の中で他人と宗教の話をすることも少ないですし、中には自分自身の宗教のことをあまり知らない人も多いのではないでしょうか。人生を通しても宗教的儀式に触れる機会はあまり多くなく、日常的に繰り返される宗教的行為もあまり見かけません。

しかし、世界には非常に信仰深い人や、毎日の日常生活が宗教的行為によって成り立っているような人たちも存在します。国際結婚をし、毎日の生活を共にしていくとなると、これらの行為を無視することはできませんし、時と場合によっては大きな障害となることもあります。国際結婚において宗教はどのように関係してくるのでしょうか。

生活の一部としての宗教

宗教によっては、日々の生活に直接的に関わってくるものもあります。例えば食べ物の制限や、宗教的行為の反復など、夫婦として共に生活していく場合には、避けては通れないこともあります。食事は生活の基本でもありますので、どちらかが無理をするような状態を続けるのは決して理想的とは言えません。

一緒に生活してみて初めて分かることもあると思いますが、パートナーの宗教や信仰心、またそれに伴う生活への影響を結婚前にしっかり話し合っておくことが大切です。また、結婚を機にパートナーと同じ宗教に改宗する人もいるかもしれませんが、単に結婚したからという理由だけで改宗するのは、少し浅はかに思えなくもありません。宗教観は人それぞれですので、人生において宗教をどう位置付けするかは本当にその人の自由ですが、少なくともパートナーにとって宗教はどういったものなのか、自分の人生において宗教というものをどう捉えているのかということを、お互いに理解しておくのは大事だと思います。

宗教と家族

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日常生活にはあまり影響がない場合でも、人生におけるイベント時には宗教行事が大きく関わってくることもあります。結婚、出産、そしてお葬式など。本人同士は納得がいっていても、本人同士だけの問題でないのが結婚。両方の親や家族の宗教や信仰心も、時として大問題につながる場合もあります。本人はそんなに信仰心が深いわけでもないので気にしないと言っても、家族にとっては譲れない部分があったりして、そのたびに家族と揉めることにもなりかねません。

離婚はなし? 結婚と宗教

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結婚においては2つの異なる宗教を持った家族がひとつの家族になるわけですから、理想形も2つある場合があります。しかも、一生に一度きりであることを前提に結婚するわけですから、もちろん妥協もしたくない。揉めるのは当たり前のような気もします。実際、多くのクリスチャンの人にとっては教会以外での結婚式なんて考えられないと思っているでしょうし、でも、クリスチャンでない人からすれば、それはただのプレッシャーに過ぎないかもしれません。その点においては、日本ではクリスチャンでない人もホテルに隣接されたチャペルでの結婚式を挙げたりもしますが、これは世界的には不思議な文化として紹介されています。

また世界の宗教の中には離婚を認めていない宗派もあります。有名なところでいえばカトリック教。カトリック教徒が多くを占めるフィリピンでは、国の法律でも離婚を認めていないようです。

この子は何教?子供の宗教

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また出産時には、生まれた子供をどの宗教のもとで育てるかというのは、親として最大の選択肢の一つと言えると思います。もちろん、将来的にその子供自身が宗教の選択をすることが理想ですが、やはり子供の時の親から受ける影響は生涯を通して大きなものです。子供の時から毎週日曜に教会に行って育った人にとっては、それは普通の習慣として身に付きます。宗教によっては入信時に儀式を執り行う宗派もあり、自分で意思決定のできない子供に代わって親が宗教を決定する場合も多々あります。

お葬式はどう行われるの?

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お葬式の形式は宗派によって様々。自分が死んでしまった時にどのように祭ってほしいかを伝えておくことは、残された家族を様々な面で助けることにもなります。特に異教徒同士の結婚の場合は、形態もよくわからないかもしれません。生前にしっかり話し合っておくことをお勧めします。

まとめ

1. パートナーの宗教観をお互いに理解しておくことが大事。

2. 両方の親や家族の宗教や信仰心も理解しておくこと。

3. 異教徒間の結婚の場合、宗教が結婚にどう影響するかを知っておくこと。

4. 子供の宗教観は親のそれに大きく影響を受ける。

5. 終活は国際結婚には欠かせないもの。

宗教観は人生観に大きく影響を及ぼすもの。パートナー宗教や信仰心を知ることは、より相手を知ることにもつながります。日頃からじっくり深く話す機会を持つとこが大切です。

(コラム:Aさん●カナダ在住の在宅ライター、カナダ人男性と国際結婚)

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