離れていても家族!! 離れているからこそ家族!!

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ミックスクラブ16-1
家族のつながりは人それぞれ。毎日のように喧嘩しながらもずっと離れられない家族もいれば、距離的には離れていながらも電話で毎日のように連絡をとる家族もいます。どんな理由であれ、子供が遠くに行くと聞いて100%手放しで喜んでくれる親はきっといませんし、海外で生活を続けるとなると、心配の種がなくなることはないでしょう。

しかし、このような経験をしている家族だからこそ築ける関係もあります。国際結婚をした者を身内に持つ家族の関係はどんなものでしょうか。

遠く離れているからこそ

近くにいるからいつでも行ける、いつでも会える。そう思いつつ、会わないまま何年もたってしまっている、という経験はありませんか?海外生活をすると、帰国する時には自分の周り人たちが無理をしてでも都合を合わせてくれようすることに気づきます。それは家族や親族も然り。結婚式でも、お葬式でもないのに親戚一同が自分の帰国の度に集まろうとしてくれるのは、やはり普段遠く離れているからこそ、お互いに会いたい気持ちが大きくなるのかもしれません。

またこれは、義理の家族に関しても同じです。近くにいると、時として煩わしい義理の家族との関係ですが、遠く離れた海外から訪れてくれるとなると、できるだけのおもてなしをして迎えてあげたいと自然に思うものです。

日本の忙しい文化の中では、仕事が家族よりも優先されてしまうことがしばしばですが、そんな中で家族や親族が時間を合わせて会おうといる行為は、そのために連絡を取り合っていることそれだけでも意味のあるものかもしれません。近くにいるとお互いになかなか素直になれない家族も多いですが、離れているからこそたまに会うことで素直になりやすくなる場合もあります。

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次はないかもしれない

いつかはしなければならないとわかっているけれど、伸ばし伸ばしにしてしまっていることはありませんか?そのうち決めればいいし、今決めなければいけないわけでもない。今じゃなくてもきっといつでもできる。当たり前の日常の中でついついそう思いがちですが、日本を離れた生活や、国外に身内を持つことで、必ずしもそうとも限らないということを学びます。できる今やっておかないと、次はいつできるかわからない、そう知ることで優先順位をはっきりすることができます。今当たり前にあるものが必ずしもずっと続くわけではないことを、海外で生活する者はもちろん、その家族も身を持って知るからです。

簡単に行き来ができないからこそ、今度会えるときにはきちんと話し合わなければならない、きちんと一緒に決断しなければならない。身近にいればいるほど、近くにいる家族だからこそ、かえって触れ難いことも、実質的にたまにしかあえない家族のメンバーがひとりいることで、逆に一気に焦点に触れやすい環境にできることもあります。それもまた、ひとつの家族の形です。

本当の家族の有難さを知る

海外で生活しても、日本人でいる限り、日本国内での様々な手続きを求められます。そんなときには日本にいる家族の手助けなしではなかなかうまくいきません。時間やお金をかけるとできないこともないでしょうが、やはり一番頼れるのは日本の家族です。

日本にいたときは自分一人で生きていけるとさえ思っていても、海外で生活することで、逆に日本の家族にどれだけ助けられて自分の今の海外生活があるかを思い知らされるのです。また、日本にいる家族も自分しか頼れる人がいないことを知ると、助けてあげなければならないと思うようになります。そういった自分の家族の有難さを知ることで、パートナーや義理の家族にも同じように感謝するようになりますし、また、自分の家族が旅行に来る時には、精いっぱいのお礼をしたいと思うようになります。

まとめ

1. 家族の定義に距離は関係ない。

2. 限られた機会の中で一番大切なものに気づく。

3. 遠く離れていてもやっぱり一番頼れるのは家族。

友達は選んで友達になることができますが、家族は選べません。だからこそ、自分とは気の合わない家族のメンバーが誰しも存在します。でも、近くにいたときにはあまり受け入れられなかった価値観の違いも、異国の義理の家族を持つことで理解しやすくなるかもしれません。ただ一緒にいたときにはぼんやりしていた家族の定義が、海外に住むことで家族を持つことで、家族の定義がよりはっきりとするのかもしれません。

(コラム:Aさん●カナダ在住の在宅ライター、カナダ人男性と国際結婚)

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