こんなにも違うの? 世界の子育て事情

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子育ては誰にとっても不安なもの。生まれ育った国で、使い慣れた母国語で子育てをしていても、わからないことばかりで日々戸惑いながら子育てをしていくのが実情です。ましてや国際結婚でパートナーが自分と違う環境で育ってきた場合や、海外での子育てをするとなると、何が正しくて、何が間違っているのか、何を基準に子育てをしていけばいいのか、親の方が迷路に迷い込んでしまいます。

国によるマナーの違いをどう教えればいい?

よかれと思ってやったことなのに、世界の違う場所に行って同じことをしたら、現地では無礼なマナーだと教えられて驚いた! 海外旅行をすると、そんな経験はよくあることです。大人だったら「郷に入れば郷に従え」の精神で柔軟に対応することも可能かもしれませんが、子供の場合はそうもいきません。親として自分の生まれ育った国のマナーを子供にも受け継いでほしいと望む気持ちはわかりますが、一貫性のない親の教えは、子供を混乱させてしまうだけかもしれません。

言葉にしろ、マナーにしろ、子供は近くにいる人たちを見て真似をしながら身に付けます。どうしても住んでいる場所の文化に影響を受けやすいのはやむを得ません。場合によっては子供の成長に合わせて敢えて教えるのを待つなど、親の方も忍耐が必要なのかもしれません。自分の子育てを押し付けるのではなく、子供と一緒に国際マナーを学び、親自身も成長していければ理想です。

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しつけのつもりなのに警察沙汰!?

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国際結婚夫婦で子育てに関して必ず話し合っておくべき事柄の一つは、お互いがどういう親のしつけを受けて育ったか、また自分たちがどういう風に子供をしつけたいのかを知っておくこと。そしてもうひとつ、子育てをする現地での児童虐待としつけのボーダーラインもしっかり知っておくことです。

日本国内でもしつけの方法は時代とともに変わってきているように、しつけの方法は国によっても大きな差があり、世界には児童虐待に対して非常に敏感な国もあります。

ある国では大きな声で子供を叱りつけるつけることはただのしつけであっても、とある他の国では児童虐待にとらえられることもあります。実際、日本では日常で見られる、子供の手をパチンと弾く行為も、国によっては虐待と報告されます。子供が泣き止まないからと、家の中でずっと泣かせていたら、近所の人にネグレクト、育児放棄として通報され、警察が家に駆けつけたという実例も聞いたことがあります。
児童虐待防止を推進している国や地域では、コミュニティで子供たちを守るという意識の強い場所もあり、本人はしつけのつもりでいても警察や行政が介入してくることもあります。現地コミュニティに交わりながら、必要な時にはサポートをしてもらいながら子育てしてくことが大切です。

教育制度は国によって違う

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国によって法律が違いますから、教育制度も国によって違います。よく知られたところでいうと、世界の他の国々がすべて日本のように4月から新学年になるわけではありません。もちろん教育カリキュラムも違いますし、学年も日本の小中高と同じわけでもありません。
日本のインターナショナル・スクールのような特別環境の学校を選ばない限り、先生との連絡はもちろん現地語ですが、国によっては学校にサポートワーカーがいる場合もあります。特に移民を推進している国はそのサポートシステムが充実している場合も多いですので、助けが必要な場合はしっかりサポートしてもらいましょう。

先生という職業への価値観も国によって大きく違います。国によっては、あくまでも仕事の一つと割り切っている人もいます。チャイムと同時にタイムカードが切れるといった極端な場合も無きにしもあらず。学校外でも先生にお世話になる、なんてことは発想すらないかもしれません。

どんな教育制度にも必ず良い点と悪い点があります。現地の教育制度をよく研究し、良い点を最大限に利用するのも子育てのひとつです。

まとめ

1. 押しつけのマナーでなく、時と場合にあったマナーを子供と一緒に学んでいく。

2. 現地コミュニティと交わりながらの子育てが大切。

3. 現地の教育制度に合わせて子育てをする。

場所や制度に関わらず、子育ては一人で頑張りすぎないこと。パートナーはもちろん、友達、家族、現地コミュニティからしっかりサポートを受けることが大切です。一番大事なのは子供が安心して毎日の生活を送れることです。

(コラム:Aさん●カナダ在住の在宅ライター、カナダ人男性と国際結婚)

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