貯蓄はナシ!? 国際結婚における金銭感覚の違い

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世の中にはお金で買えないものだってあるという人もいるけれど、ある程度のお金がないと人生を豊かにできないという人もいます。どちらの意見も決して間違っていませんし、きっとどちらも正解なのでしょう。ただ、「ある程度のお金」の金額は人によって違うようです。同じ日本人、日本国内でも、人それぞれ貯金額に大きな差があるのは周知の事実。
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国際結婚カップルはどのように金銭感覚のずれを感じ、どのように解決しているのでしょうか?

結婚とお金

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人生においてお金が全てだと悲しすぎるという人がいます。確かに、あまりにもお金にとらわれた生活をしていると、日常はギスギスしたものになりがちです。しかし一方で、全くないと生きていけないのがお金。国の成り立ちや社会制度により差はありますが、この現実は世界の多くの国々で一般常識として捉えられている考え方だと言えます。

国際結婚においても、国別というよりは、個人差の問題の方が大きいと言えます。

そして、人生の優先順位において、お金を何番目に持ってくるかによって、日常生活や、または人生観において大きな違いをもたらすことも確かです。ないと生活していけないというお金の存在は、生活のいたるところで身近に存在するものですから、金銭感覚の違いは時に夫婦喧嘩を引き起こす原因にもなり得ますし、どんな金銭感覚を持った人と結婚するかという選択は人生のターニングポイントにさえなり得ます。

もし、一文無しになってしまったら?

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人はなぜ貯蓄をするのでしょうか? 世の中には「趣味は貯金です」などという人もいるかもしれませんが、貯金をする一般的な理由の一つに、将来に備えてという意見があります。何があるかわからない将来、万が一に備えてお金を貯めておいた方がいいだろう、つまり、将来の不安を貯金をすることで解消しようとするのです。将来の不安度と貯蓄額が、必ずしも比例するとは言えませんが、貯蓄に対する考え方は、生活している国の国土や政治の安定感に大きく左右されることも事実です。

例えば、日本のように自然災害が多く、自分達のコントロールできない事象で被害を被る可能性の高い国は、貯蓄への関心が高いように感じます。また、自分が万が一思いがけない状況に陥った時、社会福祉制度でどの程度の生活が保障されているのかという政府への信頼感も貯蓄に対する考え方に少なからず影響を及ぼしていると言えるでしょう。

逆にあまり自然災害の危機を感じることのない国や地域、社会福祉制度の行き届いた国などでは、どこか「まあ、どうにかなるか」と漠然と構えている人が多いように感じます。

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家庭のお財布の作り方

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人間誰しも自分の育った家庭が標準と思いがちです。しかし、自分の父親と母親がそうだったからと言って、その方法が自分とパートナーにも合っているとは限りませんし、その方法をパートナーが納得してくれるとも限りません。旦那さんの給料を奥さんが管理する「お小遣い制」は外国人男性の中には理解できない方もいるようです。

こればっかりはどのようなお財布体制にするのか、二人でしっかり話し合い、二人が納得する方法を自分たちで見つけることです。周りの国際結婚カップルを見ても、答えは様々で、共同、別々、一部共同など、全ての夫婦にお勧めという方法はあまりないような気がします。

また、一度決めたことをずっと続けるとこがいいと限らないこともあります。長い夫婦生活の中で環境も状況も変わりますので、その都度話し合いを重ねることが大切です。

財産を残すことの意味

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貯金に限らず、家や土地を保持し財産を蓄えている人もいます。その地に定住し、安定した生活を送っている人には思いもしない考え方かもしれませんが、家や土地を保持することは、逆にその土地に縛られ、自分自身が自由でないと感じたり、将来自分の子供たちから自由を奪うのではないかという考え方をする人もいます。

また、財産を残してしまうことで家族が揉め、いがみ合う関係になるのを避けるために、いっそのこと遺書に寄付の旨を残す人もいます。

まとめ

1. パートナーの持つ金銭感覚によって、あなたの人生も変わる。

2. 将来への不安は貯蓄に関係する。

3. 家庭のお財布は、二人でしっかりと納得いくまで話し合うことが大切。

4. 残された財産が不幸や不自由を及ぼすと考える人も世界にはいる。

世界のどの国にも共通してお金は存在しますが、その定義や価値観は、国によって、そして個人によって大きく違います。お金に対する考え方を知ることで、その人の人柄を知ることもできそうです。

(コラム:Aさん●カナダ在住の在宅ライター、カナダ人男性と国際結婚)

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