日本とはどう違うの?カナダでの国際結婚カップルの結婚生活

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日本では少数派の国際結婚も、移民の国カナダでは多数派と言っても過言ではありません。

親戚や近所に他民族がいることが当たり前のカナダ。カナダで送る国際結婚の結婚生活についてお話しします。

事実婚ってなあに?!

現在では同性婚の認められたカナダですが、カナダにも同性の結婚が法的に認められていない時代もありました。

同棲生活をし、夫婦同然に生活しているのに、配偶者として公的な権利を持てないのは不平等ではないか、という考えから始まったのが、コモン・ローと呼ばれる制度、いわゆる事実婚制度です。

共同名義の銀行口座を持っていたり、ある一定期間の同棲生活が証明できれば、コモン・ローパートナーとして、扶養家族と認められ、結婚している夫婦と同様に、配偶者として公的な権利を得られます。

今ではカナダ全土で法律的に同性婚が認められていますが、コモン・ロー制度が廃止されたわけではありません。

様々な理由から結婚という手続きを取らず、あえてコモン・ローという事実婚を選択し家族を持つカップルもいます。

これには結婚同様、離婚が日本のように紙切れ1枚で済ませられないという事情が関係しているのかもしれません。

カナダでの結婚にセレモニーを必要とするのと同様、離婚には裁判が必要になります。

それゆえに、Divorce(離婚)の言葉の他にSeparate(別居)という言葉がよく使われます。

厳密には離婚していませんが、ある一定期間Separateの状況にあることが証明できれば、裁判を起こすことなく離婚と同等の状況にあると認められるのです。

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結婚=移民成立ではない

勘違いしている人も多いかもしれませんが、国際結婚をすることで自動的に移民が成立するわけではありません。

世界には国際結婚をした場合に、配偶者に自動的に国籍を与えたり、移民が成立する国も存在するようですが、カナダを含め多くの場合は結婚成立と移民成立には、それぞれ別々の手続きが必要です。

そのため、場合によっては結婚しても無事に新婚生活を始められず、離れ離れで生活しなければいけない状況に陥ることもあります。結婚は勢いなんて言葉もありますが、国際結婚は通常の結婚以上に準備が必要なのは確かです。

また移民の手続きには金銭的なことも大きく関わってきます。

国際結婚生活は、言語の問題だけでなく、金銭的にも精神的にも追い込まれることもあります。気苦労を共に乗り越える、二人の力がより求められると言えそうです。

単身赴任と仮面夫婦は日本独特の文化

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実は日本では当たり前ともいえる、仕事による単身赴任という制度は、世界の他の国々から見ると非常に不思議な家族形態のようです。

家族になって一緒に生活するために移民という面倒な手続きを乗り越え国際結婚をしたカップルにとっては、家族が一緒に生活できないのは本末転倒に移るようです。

また、移民の有無に関わらず、カナダはプライベートを重視する傾向が高いので、仕事を優先する単身赴任にはあまり理解がないようです。どちらかと言えば、家族全員で引っ越しをする場合の方が多いように思います。

また、仮面夫婦というのも日本独特です。

夫婦関係がルームメイトになってしまった場合は、いっそのこと離れて暮らして自分の人生を謳歌した方がお互いにプラスだと考えるようです。

これは子供がいる場合もあまり変わりません。喧嘩ばかりしている親を見せるよりもいいという考えに基づくようです。

これには結婚後も仕事を持つ女性が多く、経済的に自立している点も大きな理由かもしれません。

(カナダ在住Aさん:カナダ人のご主人がいる海外在住ライター)

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