ネパールで国際結婚したからわかる、嫁という立場から見た家族

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国際結婚 ミックスクラブ 2-1

家族の絆が希薄になりつつある、なんて言われている日本と違って、ネパールでは大家族が基本で、 何でも家族優先。

でも、ここには古き良きアジアがあるんだなあ…なんて、のんきに感心できるのは、結婚するまでのこと。

国際結婚してみて、外国人嫁という立場からネパールの家族を見てみれば、今まで見えなかった部分も見えてきます。

家族優先! 仕事は二の次のネパール社会

国際結婚 ミックスクラブ 2-2

「おばあちゃんが村から出てきたので、今日は早退します」とか、「姉が子供を産んで、その命名式があるので、今日はオフィス行けません」とか、そんなことをスタッフから言われる度に思いました。

ネパールで一番大事なのは家族なんだ、家族の行事が優先で、その合間の暇な時にしか仕事しないんだなって。
家族が優先、仕事はその次なんて、日本じゃ考えられないことです。

でも、それって悪いことじゃないかもしれないと、ふっと思ったりもします。

子供が起きる前に仕事に出かけ、子供が寝た後にやっと帰宅し、子供に顔も覚えてもらえない日本のお父さんたちと、仕事休んで家族の行事に走り回るネパールのお父さんたち、どっちがいいのでしょう?

スタッフを雇う立場から見たら、日本的お父さんの方がいいのですが、でも妻の立場から見たら?

家族を優先するネパール的お父さんの方がいいかもなんて最近よく思うのです…いや、もちろん稼ぎにもよりますけれどもね(笑)。

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家族がいたから、働きながら子育てできた!

そして、母の立場から見ると、 ネパールだったからこそ、仕事しながら子育てできたと、その点に関しては深く感謝するばかりです。

主人の両親は400キロほど遠く離れた村に住んでおり、同居はしていないのですが、首都カトマンズに住んでいる主人の家には、私が来る前から甥っ子や姪っ子たちが同居していました。

うちの娘のいとこたちです。当時は4人いたでしょうか?(入れ替わり、立ち替わりやってくるので、人数はその時々で違ってきます)

出産後2ヶ月で仕事に復帰した私は、どれだけ甥っ子、姪っ子に助けられたことでしょう。 オムツを取り替えてくれたり、泣いているところをあやしてくれたり、大量なオムツの洗濯まで手伝ってくれました。

上の子は下の子の面倒をみるものだ、そういう風潮があるネパール、子供は家族みんなで育てるものという意識があるのかもしれません。それって、とても素敵なことで、そういう社会だったら、子育てでノイローゼになっちゃうお母さんは減るんじゃないかと思います。

お義姉さんを失望させた、弟の国際結婚

国際結婚 ミックスクラブ 2-3

こんな風に家族の絆が固いネパールですが、が、しかし、家族における嫁の立場は、今でも非常に弱いのです。男尊女卑の傾向はまだまだ残っていて、その立場の弱い嫁の中でも、最も下っ端は末っ子の嫁、そう、この私です。

だから、主人が結婚すると聞いた時、義兄さんの奥さんは、喜んだに違いありません。彼が結婚すれば、自分は一番下の立場ではなくなると。

ところがどっこい、主人が国際結婚なんかしちゃったものだから、彼女の思惑はすっかりはずれてしまいました。

この日本人嫁ときたら、水くみ、草刈り、柴刈り、薪での食事の支度に乳搾り、といった村の嫁の重要な仕事は何一つできないのですから。だいたい、村に住んでいませんしね。

「まったく、使えない嫁だよ、私しゃ、本当についてない」っていつだったか、お義姉さんがボソって言ったの、ちゃんと聞こえましたからね(笑)。

村では嫁を無料の家政婦さんくらいに思っているような発言もまだまだ聞かれます。でも、それは、これから変わっていくのだろうし、少しずつですが、変わっているような気がします。

ただ、家族を大事にするところだけは、変わらないでいてほしいと思います。古き良きアジア、いいじゃないですか。そういうネパールのドライじゃないところ、結構、気に入っているんですよ、私。

ディープな家族社会のネパールで、日本人嫁は今日も元気にやっています。

(ネパール在住Cさん:ネパール人のご主人と高校生のハーフの女の子がいる海外在住ライター)

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