フランス人と国際結婚してからの仕事の話、働かざる者食うべからず?

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フランス人と国際結婚してフランスに渡り、職探しをした私。

フランスに行く前は、フランスに行ってもすぐに仕事が見つかると思っていました。

なぜならば、私はアメリカでの就業経験もあれば、日本では証券会社でのバリキャリ。

でも、フランスでの職探しはまったくスムーズに進まず、非常に苦労しました。

その経験を書きたいと思います。

専業主婦という言葉がないなんて!存在そのものの否定?

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結婚早々、主人の仕事の都合でパリに移住してきた私。

もちろん、日本語英語ぺらぺらの主人に甘えていたせいで、私は全くフランス語が話せませんでした。

言語もまともにわからないまま、主人の家族や友人に会う度に、「で、仕事は何してんの?」と全員が聞いてくるのには本当に驚きました。

いやいや、ボンジュールで一杯いっぱいの私に問うかね、それを。と何度思った事でしょう。

フランスは男女平等に働くのが当然で子供が産まれたら子供を預けて両親がフルタイムで働くのが大前提。

だからこの国には専業主婦という言葉も存在も許されておらず、現在無職と答えると必ず「無言のプレッシャー」を多いに感じて、30歳初めてのフランスでの就職活動を行うことになるのです。

仕事がみつからない フランス語習得という高すぎる壁

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フランスは日本よりもずっと学歴主義。

フランスの学歴がなければ、フランス企業には全く相手にしてもらえません。

日本では証券会社の専門職でバリバリと仕事をし、アメリカでも労働経験があった私は、渡仏前、私の職歴ならなんとかなるわよ、と完全にフランスを舐めていました。

が、こちらに来てからは法律が違うし、そもそもフランス語が理解不能でお話にならないことにやっと気付き、語学学校に行かねばならないと感じはじめていました。

そんな絶望の淵にいた私の気持ちを全く察することなく、主人は能力の高い嫁だからなんとかなるさ~と頭がお花畑。

「フランス語が分からないから就職できないかも、語学学校へ行きたい」という私の弱音を一蹴し、「嫁は今でもフランス語が話せる、とにかく働くのが当然」と言い切る始末。

「俺が養ってやるよ」とは一言も言いません!

切羽詰まってパリに進出している日本企業なら畑違いでも行けるかもと考え、手あたり次第に履歴書を送ってみるものの、やはり片言のフランス語では難しく、中でも「すごいキャリアだからどんな人か一度見てみたかっただけ」で呼ばれた面接さえあり、本当に落ち込みました。

そこで仕方なく今まで一度もやったことのない販売員という仕事を見つけた私。

プライドが高かった私はそこで、言葉を知らない国に来てしまった事を猛烈に後悔するのでした。

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無念の就職、だけど旦那は家族を養う気はゼロ

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悶々とした労働の日々が続き、心ここにあらずの状態で働きはじめ、半年も経った頃。

相変わらずフランス語は主人が話す日常会話の半分程度しか理解できませんでしたが、日本人向けのフリーペーパーに掲載されていた日本企業の募集広告(英語で出来ればOK)に目が止まり、早速履歴書を送ってみると、とんとん拍子に就職が決まりました。

あの時働けと言った主人の言葉に傷ついていた私は主人に相談せずこの就職を決め、ドヤ顔で、仕事見つかったと報告したら主人が一言。

「これは正規雇用(CDI)ではない、派遣と同じCDDだから、また違うの見つけたら?」

そうです。フランスでは雇用形態は2つ:正規雇用か短期労働の非正規雇用の二者択一。

正規雇用が決まれば、生涯その会社で働く事ができ、よほどの事がない限り解雇もないとう超安定したステータスで、家を借りる時、ローンを組む時はCDIであることが絶対条件という大変な代物!

あれよあれよという間に、無職に戻ってしまった私。職探しのジプシー生活、既に2年目なんですけど!

やっとのことでCDIゲット! 次は出産計画を練る頃あい?

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間もなく、パリにある人材バンクから紹介を頂き、めでたくフランス語は相変わらず片言でCDIをゲットすることができました。

当時は社内言語が英語のため、英語ができれば良いという会社があり、直前の職務経験を評価され、めでたく私の就職活動は幕を閉じました。

現在は4年に渡る育児休暇中!

フランスは子供が産まれると、子供が3歳になるまで育休を取る権利が与えられます(現在は2年半)。CDI万歳ですね!

友人は3人子供を産み、9年間育休を取り、10年目に会社から「復帰されますか?」という打診を受けたそうです。

企業は何年も育休を取った女性社員に対して、以前と同じポストは保証をしませんが、それ同様のポストを用意しなければなりません。

まとめ

1. 現地での言語習得は渡航前に行うことが最善

2. 配偶者となる人に「養う気」があるのかを確認

3. CDIをもらってから出産を

フランスは夫婦共にCDIをもらえれば、ダブルインカムで安定したゆとりある生活に変わるだけでなく、自身の自立にもつながります。

が、万が一、就職できなかった場合を考えて配偶者となる方の収入、住まいや蓄えだけではなく、「家族を1人で養う事ができるかの意思」を確認されることを強くお勧めします。

(フランス在住Kさん:フランス人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)

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