韓国のハーフの現状ってどうなの?問題点とその取り組みについて

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日本では親のどちらかが外国人であるハーフの児童・生徒が近年増加しているという話をよく聞きます。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでも、ハーフの選手が日本代表として大活躍をして注目されたのは記憶にも新しいところです。

ここ韓国でも最近では「多文化家庭」と呼ばれる「国際結婚家庭」の子どもたちが増えています。韓国でのハーフ事情についてお伝えしきたいと思います。

「多文化子女」と呼ばれるハーフの子どもたち

2000年以降、韓国では国際結婚の件数が急増しました。それと共にハーフの子どもの出生も増加し、現在までに小~高校に在学するハーフの児童や生徒の数は約20万8,000人(2016年現在)にのぼると言われています。

こうしたことから、「多文化」という言葉が生まれ韓国社会に浸透していきました。

日本以上に少子化が進んでいる韓国では、子どもがいる世帯への援助を広げていますが、この「多文化家庭」を対象とした援助も多く見られます。

例えば、幼稚園や保育園の入園への優先権や、小学校や中学校での課外授業の授業料を免除や一部補助するといった内容です。

ハーフの子どもたちが抱える問題点とその取り組み


現在は国際結婚の件数の増加は頭打ちとなり、減少に転じているとも言われていますが、芸能界などでもハーフや外国人のタレントの活躍を目にする機会が増え、韓国でもハーフの存在は決して珍しいものではなくなりました。

それでも、「多文化家庭」の子どもたちをめぐり全く問題がないという訳ではないのも現状であります。

子どもたちの中には、親が「外国人」であることや、外見の違いから差別やいじめを受けることもあったり、また、親が韓国語が苦手であったりすることなどから周囲とコミュニケーションが取りにくく、結果、子どもの学校生活や学習にも支障が出てしまうケースなどもあります。

多文化家庭やその子どもたちの問題点を重く見て、国が前述の支援に加えて学校など教育機関での「多文化理解」の教育を積極的に行う動きが広がっています。

また、各自治体では「多文化家庭」を対象に外国人の母親とその子どもに向けた韓国語教育や韓国での生活に適応するためのプログラム、家族同士の交流のためのイベントなどさまざまな企画がされています。

こうした取り組みがされていることは素晴らしいことだと思いますし、それが実を結びハーフの子どもたちが胸を張って生きやすく、住みやすい社会になることを願います。

(韓国在住Mさん:韓国人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)

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