スタイルもさまざまに。ハーフの増加によって変わる韓国の学校

スポンサーリンク




ハーフの子どもと親にとって学校はさまざまな可能性や選択を広げられる場でもある反面、気がかりでもあると思います。

日本と同様に、韓国も今やハーフの子どもの数は増加し、稀な存在ではありません。

それでも中にはいじめや差別にあったり、学校生活や学習に適応できなかったりといった悩みを抱えるケースもあります。

しかし、マイナス面だけでなく、外国人やハーフの増加による教育現場での変化も見られます。今回は韓国のハーフの子どもたちにとっての学校事情についてお伝えしていきたいと思います。

韓国の学校生活とは?

韓国でも在韓外国人の子女向けにインターナショナルスクールや日本人学校といった教育機関があります。

ハーフの親にとってこうした学校への関心は高く魅力的に感じる人も多いです。

しかし、インターナショナルは総合的に見て学費が高額であること、日本人学校は「駐在する家庭の子女のための学校」(これは各国の日本人学校によって対応が異なりますが)という前提であるため実際の入学には難しい側面があると言えます。

ハーフの親が韓国の学校に送る際に気がかりなことは、やはり「いじめや差別」の問題、特に日韓のハーフであればやはり、近年の日韓関係の悪化や歴史問題による影響を子どもが学校で受けるのではないか?……ということや、「教育熱が高い」という点が挙げられます。

スポンサーリンク





私の長男は現在小6で来年の春には中学校に進学します。

韓国の小学校に送る当初はやはり、前述のような不安は正直ありましたが、6年間の小学校生活を振り返ってみると、友だちや先生にも恵まれた方で、おおむね良好な小学校生活だったと思います。

韓国の学校でもいじめや暴力に対する取り組み、または「多文化」と呼ばれる国際理解への授業に力を入れていることから、ハーフの子どもにとっても通いやすい環境になっていると言えます。

外国人の母親にとって学校とは最初は未知の世界でありますが、子どもの力を信じて見守りながら、大きな気持ちと余裕を持って行って欲しいと思います。

新たな形の学校「代案学校」


そんな中、ハーフの子どもたちにもさまざまな学校に対するさまざまな選択肢が出始めています。

新たな形の学校として注目されているのが「代案学校」と呼ばれる日本で言うところのフリースクール的な教育機関です。

ハーフや不登校などさまざまなバックを抱えた子どもたちに合った教育や進路を目指しています。

「過激な教育熱」や「学歴社会」にしばられるのではなく、新しい教育を模索する動きは評されるべきところだと思います。

学校は子どもたちにとって「楽しく学べる場」であることが大事だと思いますし、ハーフであろうと、外国籍であろうと「学ぶ権利」は平等にあるのです。

子どもたちがそれぞれに合った学びの場を見つけて、未来に大きくはばたいてくれることを願います。

(韓国在住Mさん:韓国人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)

韓国在住のMさんのブログ記事一覧

韓国人との国際結婚。人との出会い、一日一日、感謝の気持ちを忘れずに

韓国でも「国際結婚」、「ハーフ」が増加!「多文化家庭」という言葉が浸透

韓国人との国際結婚はやっぱり大変!? 婚姻届を出して夫婦になるまで

韓国人との国際結婚での結婚生活って? ~韓国の場合~

時代と共に韓国でも変わる家族関係 韓国人との国際結婚も例外じゃない?

韓国人との国際結婚に悩みはつきもの? 年代で違う悩み

韓国人との国際結婚、韓国の仕事事情は? 韓国でも広がる女性の社会進出

韓国国際結婚。やっぱり日常生活は波乱万丈、驚きの連続?

国際結婚夫婦にとってやっぱり、食生活は重要な問題!? 韓国の食生活事情

外食人気ナンバーワンはやっぱり焼肉! 韓国国際結婚家庭の外食事情

韓国のハーフの現状ってどうなの?問題点とその取り組みについて

日韓ハーフの出産体験。海外での出産は「設備と環境」、「言葉の問題」がポイント

韓国のハーフ男子にとって絶対避けて通れない兵役問題と国籍問題

夫婦別姓でハーフの子どもは名前も二つ。韓国の名前事情とは?

言語教育に関心が高い韓国。ハーフのバイリンガル教育に自治体が取り組む

ハーフやバイリンガルに強い憧れを持つ韓国人。外国語学習のブーム熱も

韓国での悩みは教育・進路。ハーフにとっての悩みはプラスに変えて行こう!

人生のキーワードは「感謝」と「縁」。アラフォーになって考える私のこれからの人生

韓国人との国際結婚へのアドバイス。焦らずに進み、自分の人生に自信を持とう