様々な人種が行きかうアメリカのハーフ事情

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突然ですが、アメリカと言えばかつては「人種のるつぼ」、現在では少々表現が改められ「人種のサラダボウル」なんて言い方がされるぐらい、様々な人種の人々が集まる国として知られています。私自身は残念ながらアメリカに行ったことも、生活したこともないのですが、人種の数だけハーフの数も多いのではないか? と勝手に想像しています。

「人種のサラダボウル」と呼ばれるアメリカ

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ニューヨークや、ロサンジェルスなど大都市と地方では、人口はもちろんのこと、人種も様々であると思いますが、地域によって居住する人種に大きな違いがあるのがアメリカの特徴であるとも言われています。

例えば、メキシコとの国境に近い州ではヒスパニック系の住民が、南部では黒人がという感じです。しかし、これまで白人と黒人で主に占められていたニューヨークなどでは、2010年以降、ヒスパニック系とアジア系が増加していると言われています。アメリカの人種の動向は日々移り変わっているようですね。

「ハーフ」というよりも「●●系」

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このようなアメリカの現状を聞くと、アメリカでは「ハーフ」という概念はあまり強くないのかな? という印象を受けます。つまり、「●●人と●●人のハーフ」という表現よりも「白人」、「黒人」、「ヒスパニック系」、「アジア系」というように感じで人種による表現が多いということです。

それは、ハリウッドスターのプロフィールなどを見ていてもわかります。例えば、今年悲願のアカデミー主演男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ。彼の生い立ちを見ると、「母親はドイツ系、父親はイタリア系」とあるように、親やその先祖が元来、どこの国から来てアメリカに定住したかで「●●系アメリカ人」という風に言われるようです。こうしたところが、やはり、アメリカがいかに多くの人種を抱えているかということがわかると思います。

たまたま見つけたサイトでアメリカのハーフに関する興味深い記事を見つけました。そこには、アメリカ、日本のそれぞれの国でのハーフの立場についてや、「どちらの国で生活するのがハーフにとっては良いのか?」といった見解もされていました。

アメリカにおいては、やはり、前述のようにありとあらゆる人種が集まっている国であるが故に高い確率で自分とは異なる人種と出会い、結婚やパートナーとして結ばれるケースが多く、よってハーフの子どもが生まれるのも必然的であるということ。

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また、記事では頻繁に「ミックス」という言葉が単語が登場しますが、その理由は、「アメリカでは父親はイギリス、母親はスペイン、祖母はドイツ…というように一人の人のルーツに様々な国の血が混ざり合っていることも珍しくないから。」というものです。なるほど、確かに、様々な国籍がルーツとなっているのであれば「ミックス」という呼び方もしっくりきますね。

アメリカと日本、ハーフにとって生活しやすいのは?

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そして、「ハーフにとってどちらが生活しやすいか?」については、日本の場合は「見た目と『日本とどこの国のハーフか?』ということによって周囲の対応が変わってくる。」と指摘しています。つまり、白人とのハーフであれば、「かわいい」ということで人気があり、それ以外のハーフは場所や場合によって外見の違いなどからまだ差別を受けることがあると言っています。

また、ヨーロッパでもイギリスのように地域によって保守・封建的でアジア系を見下す人がいる地域などでは、片親がイギリス人であっても「アジアとのハーフ」とのことでやはり、差別やいじめが起こることもあるとのこと。そうした日本やイギリスの状況と比較すると、アメリカは生活しやすいとしていますが、最終的には「日本であっても海外であっても見た目によって差別を受けない場所がハーフの子どもにとって住みやすい環境」とまとめられています。

ハーフであること、肌の色や親の国籍が違うことは、子どもに何の責任もありません。だからこそ、「外見」などの短絡的な理由で差別やいじめを受けるようなことがあってはならず、どこにいても「住みやすい環境」というのは必要不可欠であると私も考えます。

まとめ

1.アメリカは「人種のサラダボウル」と呼ばれる程、様々な人種が集まっている。

2.近年ではヒスパニック系、アジア系の住民の増加が目立っている。

3.「ハーフ」という概念よりも自分がどこの国や地域の出身かという「●●系」という表現が多い。

4.日本と比較するとアメリカの方がハーフにとって住みやすい側面もあるが、重要なのはどこであろうとハーフの子どもが「住みやすい環境」にあること。

様々な人種が共存するアメリカは日本と比べてハーフが受け入れられやすい環境にあるようですが、日本もそのように変わっていくといいですね。

(コラム:Mさん●韓国在住、日本と韓国のハーフを育てるママさんライター)

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