窮屈で生きにくい日本を飛び出し、フランス人と国際結婚してみたら

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東京オリンピックが開催される2020年までに訪日外国人の数を4000万人にと目標を掲げた政府。

東京での外国人が着々と増えてきており、一時帰国の度に英語や多言語を耳にすることが多くなってきたと感じます。

皆さんも、東京で外国人を見掛ける頻度が高くなって活気があると感じませんか?

私は日本に住んでいながらも、日本人だらけ、日本文化にどっぷり漬かる事に疲れ、日本以外に自分の居場所、自分の新しい人生を求めました。

日本で生きにくいと感じているあなたに送る、私の体験を紹介します!

結婚したい?でも、出会いがない?

まず、私は仕事にモーレツに疲れていました。

新卒で入った会社で6年働き、1人で仕事を任される様になり、朝から終電にも間に合わなくてタクシーで帰って、また朝9時に出勤して、、心身困憊でした。

そこで、私は思いました。

会社と結婚したんじゃない。人並みに恋愛して、1人の人に必要とされたい!でも、出会いがない!

最初は友人に頼んで合コンに行きまくり、当たりがなければ合コンが終わって会社に戻るパターン。

でも焦っていると自然と分かるものなのか、合コン、当時流行っていたmixiの異業種飲み、近所飲み、同業者交流会、何にでも参加しましたが、全くこれだ!という男性に巡り合えません。

1年も過ぎたころ、私はやっと気付いたのです。

自分がどれほど仕事に疲れていて、結婚したいというのも仕事から単に逃れたいだけだと言う事に。

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仕事を変えて、ゆとりを持って

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心身困憊の状態で正常な判断ができるわけがない。

というのは、精神状態が普通の人が言う言葉で、本当に辛い人にはそういった判断ができにくいのは、鬱(うつ)の症状と同じです。

友人の言葉で、自分は今休みが必要なのだと気づかされ、とっさに会社で配置転換をお願いし、少しゆとりを持つことを心がけました。

定時に帰宅することができる代わりに、やりがいを失ってしまってはまずいと思い、まずは習い事をしよう!と市役所へ行ったら、地区では外国語習得コースや国際文化紹介の機会が沢山ある事。

しかも巷の会社よりもずっとお得にできちゃうので、興味を持って参加してみることにしました。

文化的な活動よりも、スポーツ!という方は、もちろん地区のスポーツセンターで水泳、ヨガ等沢山のスポーツを安価で楽しむ事もできます!

あとは自宅でもリラックスのために、朝起きて自分でヨガをして精神を落ち着かせる努力をしたりしました。

心が元気になったら、外へ!

区役所での外国語会話の先生は同年代で若く、気が合い、プライベートで会う事も多くなった私。

外国語を教える先生は、日本への観光がてら滞在費を稼ぎながら日本各地へ旅行している方が実はとても多いのです。

日本人と一緒に旅行へ行ったりするのは相手にとってすごく貴重。

一緒にご飯を食べたり、旅行したり、先生が自分の国から友人が来た際に一緒に遊んだりすることも多くなりました。

これは実はすごいチャンスです!

先生はもともと○語教師という肩書の人が少なく、自国へ変えればエンジニアだったり、銀行員だったり、アーティストだったり!なんて事も少なくないので、同じ職業の人に当たればまた会話のチャンスも増えます。

外国人と接するに従い、自分の人生も楽しめない日本の「働き方」にすごく疑問を持ち始めていた頃、先生の友人のある外国の方との真剣な交際を始めたのでした。

それがのちの私の夫となる、フランス人です。

欧米諸国では「自分の人生」に重きを置いているため、仕事は生きるための手段と考えている人がたくさんいます。

「家族を大事にすることができる」、「余暇を楽しむことができる」という言葉、そして何より「人は気にせず、自分でいられる」という事がわかり、私は相手の国、フランスで生きることを決めました。

人は人、自分は自分。自分らしい生き方

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フランス語は全くわからない状態で移住を決めたので、移住した直後はカルチャーショックで何度もあんなに窮屈に思っていた日本を恋しく思ったでしょう。

ですが、フランス人の身勝手さに辟易しながらも、自分勝手でいいんだ!自分らしく生きればいいんだ!という変な自信も年数を経る度についてきたのも事実です。

国際結婚は素晴らしい、大変、いろんな意見がありますが、もちろん日本人同志でも結婚生活は同じはず。

ただ、「人と違っていていい」と思える風土があるかないかで、自分がこんなにも解放されるとは思ってもみませんでした。結婚10年目を迎えました、2人の子供恵まれ、今、とっても幸せです。

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まとめ

私にとって、日本は窮屈で生きづらい場所でした。

あるきっかけでフランス人の夫出会い、交際をし、結婚。

そして、フランス語も話せないままにフランスに移住と、激動の人生を生きています。

フランスに移住したばかりの時は、日本を恋しくも感じましたが、結婚10年目を迎え、子供も2人となり、フランスで充実した生活を送ることができています。

(フランス在住Kさん:フランス人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)

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