さて、全てが違うオーストラリア。
見習うべきところもあれば、これは、どうなんだろう? と疑問に思うこともあり。
そんなオーストラリアの教育事情を詳しく見ていきましょう。
Contents
専業主婦でも預けられるオーストラリアの保育事情
保育園は、親の一番のより所。
働くママを中心に週5でしか預けられない日本とは違い、オーストラリアでは週1でも、週5でもオッケーなんです。
そのため、多くの親が保育園に子供を預けることができるんです。
幼稚園は1学年だけ。学年は6月末で別れる
保育園とは別に幼稚園もあります。
オーストラリアの幼稚園は、1年間だけです。
しかも、週2回、隔週で週3回しか通いません。
驚いたことは、 日本では、新学期は4月1日スタートで、入園者も4月1日より後に生まれた子供たちになります。
それが、オーストラリアでは6月30日で学年を区切り、新学期と入園は1月末となります。
学年のスタート時期と、学年を区切る時期が違うので、とてもややこしいです。
プレップという小学校の敷地内にある学校
オーストラリアの小学校は1年生からではなく、1年生の下にプレップというクラスがあります。
幼稚園及び保育園を卒業するのは、早い子で4歳です。
4歳と5歳の子供たちが、週5で学校に登校し始めます。
プレップの次がYear1,2,3,4,5,でYear6まであります。
その後高校へ行きます。
学校によってシステムに違いがありますが、私の子供たちが通っている学校は、とてもユニークな公立校です。
Year1,2とYear3,4とYear5,6がそれぞれ同じクラスなんです。
人数が少ないからではありません。
子供達は教科によって、英語が得意だったり、歴史が得意だったりしますよね。
得意分野は上のクラスで習い、苦手分野を下のクラスで学ぶというシステムです。
その子にあったレベルのクラスで学んでいくというシステムです。
その他に、ブリスベンでは、日本語教育を重視している公立校もあります。
授業の多くを日本語で説明するそうです。
同じ公立校でも、それぞれで教育方針が違うのは、オーストラリアの学校の特徴だと思います。
え? それだけ? それだけでいいの?
さあ、学校がスタートしました。
持ち物チェック。
カバンに教科書、筆箱、下敷き、上靴と体育館シューズ、それから体操服。日本の主な持ち物ですよね。
オーストラリアの学校は、お弁当です。
カバンの中は、お弁当と水筒(お水)で、おしまい。
『は? それだけ?』『 はい。それだけです。』
まず、教科書ありません。体操服、ありません。制服(ユニフォーム)のまま体育します。
靴箱ありません。シューズいりません。全て土足です。
鉛筆などの筆記用具は、全てクラスで用意され、みんなでシェアです。
日本で育った私には、『体育くらい体操服に着替えようよー、教科書なくても、せめてプリントか何か持って帰ってよー。何を学んでるのかわからないじゃない。』という気持ちです。
参観日などのイベントもありません。
その代わり、『子供の様子を見たい人は、いつでも見に来てください。』とオープンです。
日本の教育システムがいいのか、オーストラリアの教育システムがいいのか、 違いすぎて比べようがないですね。
でも教科書は欲しいな。
(オーストラリア在住のYさん:オーストラリア人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)
オーストラリア在住のYさんのブログ記事一覧
・オーストラリア人と国際結婚した私の人生ってすごいのかしら!?
・国際結婚?相手はオーストラリア人?どーゆうこと?自分の家族への報告
・国際結婚の結婚式って!? オーストラリア人の彼はクリスチャンだけど、私もならないとダメ?
・日本とオーストラリアでの国際結婚生活、さてどちらの生活が魅力的?
・え? オーストラリアの家族構成は、ほとんどの家庭が国際結婚!?
・オーストラリア人との国際結婚の悩み。価値観の違い、環境の違いで苛立つ
・オーストラリアに住む国際結婚組は、どこでどんな仕事を見つけているの?
・オーストラリア人と国際結婚して分かった日常生活に欠かせない衣食住の違い
・日本人のお米VSオーストラリア人のジャガイモ対決!? 結婚生活に欠かせない毎日の食事は?
・オーストラリアで国際結婚。 外食は、大人の量は多すぎ、子供はこれだけ?
・オーストラリア人とのハーフ事情は、当たり前すぎて珍しがられない!?
・オーストラリアでのビックリ出産経験! もっとお腹の中の赤ちゃん見せてー!
・日本で出産した場合と、オーストラリアで出産した場合の国籍登録の仕方
・オーストラリア人とのハーフの子の名前って? ミドルネームはつけるの?
・え? オーストラリア人とのハーフは赤ちゃん言葉も二ヶ国語?
・ハーフのバイリンガル教育は家庭それぞれ。目標を決めてから日本語教育をすることが大切
・ハーフの子は、自分が日本人なのか、オーストラリア人なのかを悩む日がくる
・オーストラリアで国際結婚、出産・育児を経てのこれからの人生は?
・オーストラリア在住の国際結婚生活。 いいアドバイスはありますか?