学生から社会人になりました。
結婚しました。
出産しました。
育児も順調。
一通りの人生を普通に歩んでいると思います。
子育てが終わった後の人生は、どんな感じなのでしょう?
私にとっての子供の存在
学生時代は、夢や希望に溢れ、自分にもわがままに生き、後悔もしない道を歩んできたつもりです。
結婚してもそれはあまり変わりませんでした。
でも子供ができると、母親って変わるものですね。
『こうしたい、ああしたい』と思うことを、『夢や希望』だと思い違いしていた気持ちになりました 。『夢や希望』を持ち続けることはいいことです、でも、『世代交代』は必要。
30代後半の今は、子供達の『夢や希望』を『見守る』ことが、私の『夢と希望』になりました。子は宝です。
国際結婚して子供の存在がすごく大きいものになった気がします。
私の子として元気に生まれ育ってくれているだけで親孝行な子供たちです。
人は皆、ないものねだり?!
子供が産まれ、結婚した相手の親からみてその子が初孫のときは、大変ですね。
海外在住の身では子供がそばにいるだけでも幸せなときって多々あります。
そのため、義理両親が気を使ってくれることが重荷になることも。
初孫を可愛いがりすぎて、何度も顔を合わせることが多くなると、自分の子供を取られた気になってしまうこともありました。
第二子以降は、取られてるという思いも全くなくなって、逆に、お世話してくれているありがたみの方が増していきました。
なんて自分勝手な想いなんだろうと反省していますが、周りのママ友に聞いてみても、珍しくない話みたいでした。
第一子がいない時は、子供が欲しいと願い、第一子が産まれたら、第二子が欲しいと思い、姉妹だったら、男の子が欲しいと思ったり、人は常にないものねだりです。
それに気づいた今は、ないものねだり、『今現在無いものを手に入れようとするのではなく、今のこの状態が幸せだということ、幸せに感じること、幸せを今後も保つこと』に重点を置いた人生を歩もうと思っています。
国際結婚と今後の人生
さて、子供たちが成人し、結婚し、子供ができ、おばあちゃんになった自分を想像してみましょう。楽しいでしょうね。
でも、そんな楽しい時期もあっという間に過ぎて、いつかはお墓に入るんでしょうね。オーストラリアは、土葬が主です。
『土葬?! 私、土葬されることになるのよね? ミイラになるの? ゾンビ? 』考えれば考えるほど恐ろしくなります。
『火葬ないの? 火葬がいいよね?! 』と思い、ネットで検索し始めたり。『そもそもお葬式は、教会ですることになるから、お経じゃないのよね? 英語で見送られるのよね? お経の方がしっくりくるんだけど。』など、考えれば考えるほど、日本国のお墓に入りたくなるような、そんな気分にはなります。
なので、先のことはあまり考えないようにしています。
なにせ、それは死んだ後の話。日本もオーストラリアも、大切な人がいなくなれば、手厚く葬ってくれる国です。
ありがたいことです。
それだけで十分、幸せにあの世に行けると思っています。
何事も考えすぎず、受け入れていく心をこの先も持ち続けようと思います。
(オーストラリア在住のYさん:オーストラリア人のご主人とハーフのお子さんがいる海外在住ライター)
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