国際結婚組の仕事の悩み。海外在住でもできる日本語の仕事

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国際結婚をして、仕事に悩んでいる人は意外と多いです。

国際結婚をきっかけに、海外に住み始めた人もたくさんいますよね。海外では、ちょっと仕事をしたいな、と思った時に、日本に住んでいた時のように気軽にアルバイトができない国がほとんどです。

また、現地で働く場合には、就業ビザが必要なことも多いですし、現地語が仕事ができるレベルでないとなかなか仕事に就けません。

しかし、日本語しかできなくても、仕事をして収入を得ることは可能なのです。実は、世界中に住む国際結婚組の日本人の中でも、海外で日本語を使って仕事をしている人は意外と多いのです。

海外在住国際結婚組でもできる日本語を使った仕事

国際結婚をして海外に住む日本人でもできる日本語を使った仕事を紹介します。

・日系企業での仕事
・日本語教師の仕事
・日本人向けのサービス業務
・在宅ワーク

日系企業での仕事

まずは国際結婚して海外に住んでいながら、日本語でできる仕事として、現地の日系企業の仕事があります。

実は私も日系企業で仕事をしていたことがあるのですが、現地のスタッフは全員日本語ペラペラで社内の共通言語は完全に日本語。そして、取引先もすべて日系企業の日本人スタッフ。

こういう環境でしたので、仕事上で必要となるのは日本語だけでした。海外に住んでいることさえ忘れてしまうくらい、日本と同じ環境で仕事をしていました。

ただし、そのような日系企業で仕事をするには、就業ビザが必要です。国にもよりますので十分に確認しないといけませんが、私が住んでいた中国の場合は、結婚ビザだけでは就業することはできず、別途、就業ビザを取得する必要がありました。

また、その就業ビザを取得するのは、年々条件が厳しくなり、難易度の高いものとなっています。例えば、四大学卒業で、日本での同業種での就業経験が2年以上あることが最低条件でした。

それから、雇う企業が負担するビザ取得にかかる費用や保険等の必要経費が結構高額のため、海外で日本人を雇うことに慎重になる企業も増えています。それと、10年20年前に比べて、給与も非常に安価になってきています。

もう一つ、日系企業で働く場合の懸念点して、駐在員との関係性があります。

私が働いていた企業もそうですし、同じように国際結婚組で日系企業で働く友人たちもそうですが、駐在員組が国際結婚をした現地組を立場的に下に見ていたり、小馬鹿にしたような態度で接することが多々あります。

業務上での役職を元にした立場の上下ではなく、人として見下している、ということです。もちろん、すべての駐在員がそういう対応な訳ではありません。分け隔てなく付き合う人もいますし、逆に現地に長年住む国際結婚組を頼りにする人もいます。

けれども、中国のように、好きで駐在をしている訳ではない人が多かったり、その国に不満が多い人であると、このような態度になることが多いです。

また、私が一番嫌だったのは、取引先の日本人を訪問すると、必ずと言って良いほど、
「中国人となんか、結婚するもんじゃない」
「中国人と結婚して、中国に住んでいるなんて、親不孝だ」
「親は日本で泣いているだろう」
そんなことばかり言われたことです。

仕事の用件で企業を訪問しているのにも関わらず、ほとんどが仕事とは何の関係もないおしゃべりや、このような国際結婚批判、時には人格否定のような苦痛な言葉を投げ掛けられていました。

そして一番厄介なのは、こういう人たちは、自分は良いことを言ってあげている、と自負していることです。中には、私たちのような国際結婚組に、「国際結婚をしてこの国に住んでいるなんて間違えている。そのことに気づかせてあげなければ」というような変な使命感に燃えている人が存在するのです。

冗談に思うかもしれませんが事実です。特に、中国やアジアなどにそのようなタイプが多い気がします。

それから、駐在員との待遇の格差もあります。給与はもちろん、住宅手当てなどの待遇、その他もろもろ、現地採用組は現地人の対応に近いことが多いです。もちろん、その企業によってことなりますし、非常に優秀な方であれば、それなりの待遇を得られることもあります。

私の場合は、駐在員よりは劣るけど、現地のスタッフよりは遥かに良い待遇でした。けれども、そのような待遇よりも、人間関係の方が悩むことが多く、最終的には退社を選びました。

ですので、海外に住む国際結婚組が現地の日系企業で働く場合、日本語で仕事ができるメリットがある反面、就業ビザ取得や駐在員との関係、待遇差など、就業までの難度が高かったり、理不尽に思うことも出てくるかもしれません。

日系企業の中でも、現地語を必要とする場合や現地での役職付の採用であることもありますので、しっかりと条件や自分のスキルを考えて検討することが必要です。

日本語教師の仕事

海外在住でも日本語でできる仕事として、日本語教師があります。国際結婚組にも人気の職種です。

また、日本語教師としてその国に来て、現地人と国際結婚する人も少なくありません。

日本語教師をするには、日本語教師の資格を保有していることが条件の場合もあれば、日本人(母国語が日本語)であれば誰でも可というゆるい条件の場合もあります。資格保有や職務経験が必須となれば、その分難度が上がります。

そして、基本的には日本語のみで大丈夫だとしても、日本語初心者の現地人を教える場合、全く現地語ができないよりは、多少なりともできた方がスムーズに日本語の授業が進むこともあります。生徒との関係性を築くにも、多少は現地語ができた方が良かったりします。

とはいえ、日本語を習う人たちですから、日本語でたくさん交流を持つ方が喜ばれます。採用条件が日本語のみで良いならば、その条件通り、日本語のみで海外で仕事をすることできます。

ただ、給与や待遇はそれほど期待できないかもしれません。私が中国に住んでいた時に出会った日本人女性の方は、月3,000元(約5万円)ほどの給与、与えられた寮は簡易ベッドと机のみがあるだけワンルーム。学校のトイレはドアなし。

中国南方の地方都市ということもあるのですが、なかなかすごい環境でした。

彼女の場合は、国際結婚組ではなく、日本で求人を見つけて2年間限定で中国の地方にやってきたケースですが、予想以上に厳しい生活に戸惑いを隠せないようでした。

日本人向けのサービス業務

日本人が多く集まる海外都市の場合、日本人向けのサービス業務がいろいろとあります。

私が中国・上海に住んでいた時にあったのは、浄水器やミネラルウォーターの販売、日本人向けマンションやお手伝いさんの紹介・斡旋、日本人向けスーパーやデリバリーサービス、日本人向けマッサージやエステ店、日本人向け和食レストランやラーメン店、日本人向け医療サービス、日本人向け就職斡旋サービス、等です。

日本人経営の場合も中国人経営の場合もありますが、顧客ターゲットは日本人になりますので、日本語での日本人らしい対応が出来る人が求められます。

日本語が堪能で丁寧な対応ができる中国人も重宝されていましたが、顧客側の日本人としては、日本人が日本語で対応してくれた方が安心するようです。そこで、日本人の需要が発生します。

現地の情報に詳しかったりすると、日本人顧客からも頼りにされて、本来の業務にも貢献できる可能性が高まります。

国際結婚組は、長くその現地に住むことが多いですので、そのような日本人向けのサービス自体を立ち上げてしまうことも可能です。国際結婚をしているため、心強い現地のパートナーもいるわけですしね。

在宅ワーク

海外に住んでいながら、日本語を使って在宅ワークをしている人もいます。

私自身も、日系企業を退社してからは、ずっと在宅ワークで仕事を続けています。使っている言語は日本語のみです。

在宅ワークというと、内職のようなものを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、使っているのはパソコンとインターネット回線です。

海外在住で在宅ワーク、日本語のみでできるって本当?

私はここ10年くらい、在宅ワークで稼いでいます。

在宅ワークにもいろいろと種類がありますが、いくつか例をあげてみます。

・所属する企業の業務を在宅でこなす
・ある企業から依頼をもらって、在宅で業務をこなす
・イラストや写真を投稿
・クラウドソーシング
・ブログやサイトの運営

他にもあると思いますが、上記にあげたものは、実は私が実際に経験したことがる在宅ワークです。経験談を含めて、一つひとつ説明していきます。

所属する企業の業務を在宅でこなす

元々私が就いていた仕事は大手日系企業の営業職でしたが、退職後にお世話になったのは、日本人経営ではあるものの、現地の日系企業や日本人をサポートする現地企業でした。

そこに属する日本人は、日本人社長以外は、現場を仕切る日本人男性と私のみ。私は、基本在宅ワークで、メールや電話で取引先の日系企業や日本人のサポート業務をしていました。時には、取引先に出向くこともありましたが、頻度は少なく、嫌なこともなかったです。

僻地の日系工場に行くこともあったのですが、日本人というだけで大歓迎されて、おいしいものをたくさんご馳走していただいたこともありました。僻地の工場だったりすると、日本人がほとんどおらず、日本人や日本語に飢えている人も多かったんですよね。

でも、このような業務は非常に特殊で、なかなか見つけるのは難しいと思います。

あとは、日本で働いていた企業との契約で、外部スタッフとして業務の一部を在宅ワークでこなす方もいます。国際結婚と同時に海外に移住する場合は、そのような働き方が可能かどうか、打診してみるのも良いかもしれません。

ただ、それまでのその企業での働きぶりや貢献度、必要性から得られる業務でしょうから、誰にでもできることではないと思います。業務自体が在宅ワークで可能なものかどうかというものありますしね。

ある企業から依頼をもらって、在宅で業務をこなす

夫の仕事の都合で中国の首都北京に引っ越すことになったタイミングで、日本人経営の現地企業の仕事を辞めました。基本在宅ワークでしたが、実際に取引先企業に出向くこともあったので、継続不可と判断しました。

そして、次にやった在宅ワークは、ある商品を販売している日本にある日系企業から依頼をもらい、メールでの顧客対応とスタッフのフォローでした。これは完全な在宅ワークで、比較的楽な業務なのに、給与が良いものでした。

その頃、私はアメブロで他愛もないブログを書いていたのですが、そのブログを見てメッセージをもらったのです。実は、そういう風に、ブログを通じて仕事の依頼をもらったことが何回かあるのです。

この時は、日本で日本人を雇うと賃金が高く、保険などの経費もかかるため、比較的賃金の安い海外在住の日本人を探していたようです。また後々中国の商品も扱っていきたいという経営者の意向があり、できれば中国在住で情報を持っていそうな人が欲しかったようです。

私はブログにいろいろな中国情報や、夫が中国人ということも書いていたので、「この人、使えそう?」と思われたのかもしれません。

他にブログを通じてもらった仕事としては、観光案内サイトを運営している企業から、北京の観光地やレストランの情報をまとめたり、写真を撮ってきたりする仕事。中国についてのブログ記事を提供する仕事。

海外で働く女性として、取材を受けることもありました。

ブログ一つで、こんなにも可能性が広がるんだ、と驚いたと同時に非常にありがたく思いました。

イラストや写真を投稿

無料・有料両方ありますが、イラストや写真を提供しているサイトに独自の素材を投稿することができます。サイト利用者が、自分が投稿したイラストや写真をダウンロードしてくれると、お金がもらえる仕組みです。

無料の素材提供ですと得られるお金も微々たるものですが、利用者が欲しがるものを大量に投稿することで、月に何十万円も稼いでいる人もいます。有料での提供で利用者がいれば、それだけ多く稼ぐこともできます。

街中の広告やポスター等をよく見てみると、そのようなサイトのイラストや写真がよく使われています。ネット上のブログやサイトでもよく使われています。稼いでいる人のイラストや写真は、身近なところで本当によく使われています。

私は自分で撮った写真を本当に何枚かだけ投稿したことがあるのですが、元々写真が趣味な訳でもないですし、その頃は利用者のニーズなども全く分からなかったので、ダウンロードもされることなく終わりました。

今では、私はそのようなサイトのイラストや写真を無料で使う方になっています。利用する方になって多少は素材のニーズが分かってきましたが、技術力がないのでイラストや写真で稼ぐことは私には無理そうです。

写真やイラストが趣味、大好き、という人にはとても良いサイトですし、収入を得る一つの方法だと思います。海外在住ならば、住んでいる地域の街並みでも素敵な素材になるでしょう。

クラウドソーシング

海外在住でも利用している人が意外と多いのが、クラウドソーシングです。

クラウドソーシングとは、インターネットを使い、不特定多数の人々にあらゆる業務を外注するサービスのことを言います。直接会っての打ち合わせなどはなく、基本、メールやチャット機能を使ってやり取りをします。

クラウドソーシングでできる業務は、例えば、簡単な質問に答えるものやライティング、ロゴなどのデザイン、広告チラシ制作、webサイト構築、システム開発、アプリ開発など多岐に渡ります。内容により難度も賃金も異なります。

クラウドソーシングの利点は、在宅で自分の能力を使ってできること。これが一番です。初心者でもすぐにこなせるような案件もあるため、在宅ワークとしては非常にハードルが低いです。

しかしながら、簡単な案件は賃金も非常に安いです。数円、数十円ということもあります。少し頑張れば、数百円の案件も多数あります。そのため、他者と差別化できるような特別な能力がなければ、大きく稼ぐことは非常に難しいです。

私がやったことがあるのは、簡単なタスク案件の他、スキンケアの仕方や肩こりについて記事をまとめるものです。安いものは1本50円、記事をまとめるものは1本300円くらいでした。

1本書くために情報を収集したり、分からないことを検索したり、下準備が結構大変で、手間も時間もかかる割には全く稼げませんでした。1ヶ月間頑張ることもできず、稼げた金額は微々たるものです。

それでも、在宅ワークでできるのは本当に大きなメリットです。特に、海外に住んでいたり、子育て中でパートにでることもできなかったりする人にはとても良いものです。ちょこちょここなしていくことで、月数万円くらいにはなりそうです。

そして、私は今、クラウドソーシングで業務を外注する側になっています。一部紹介すると、このサイトには、私以外の国際結婚をしている日本人女性のブログ記事が載っていますが、これらは全部クラウドソーシングで依頼したものです。

このように、世界各国に住む国際結婚した日本人女性が、日本語を使って、在宅ワークでクラウドソーシングをしているのです。このサイトのブログのようなものは、自分の体験談を元に書くので、比較的苦なく楽しんで書けます。

そのため、それほど賃金が高くなくても、取り組み安く、満足度が高いようです。クラウドソーシングは、まずは在宅ワークを経験してみたい、という初心者にもおすすめの方法です。

ブログやサイトの運営

私が今、取り組んでいる方法は、まさにこのブログやサイトの運営です。

と言っても、ものすごく難しいことをしている訳ではありません。自分が興味・関心があることや知っている何かについて、情報を提供しているに過ぎないです。

例えば、このサイトもそうです。同じように国際結婚している人達に向けて、私が知っていることや思っていることについて自由に情報発信をしています。また、同じく国際結婚をしている日本人女性に、ブログ記事を提供してもらって情報を発信しています。

難しいように感じますか?

でも、国際結婚をして海外に住んでいる方、日本に住んでいる方、非常に多くの方がブログを書いていますよね? 私もかつてはアメブロで毎日のように何かしら書いていました。

けれど、アメブロやその他の無料ブログ、Facebook、LINEのタイムライン、こういうSNSでただ単にブログや記事を書いていても、個人が稼ぐことはできないのです。その分、アメブロやFacebook、LINEが広告収入等を得て儲けているのです。

そのため、自分でドメイン(URL)を取ってブログやサイトを立ち上げることで、広告収入等を受け取ることができてしまうのです。広告以外にも、お気に入りの商品を紹介して、その紹介料を受け取ることもできます。

私はこの仕組みを知った時に、「なるほど!」と深く感心しました。それまで、アメブロやFacebookがなぜこのようなサービスを無料で提供しているのか? アメブロやFacebookがどのように稼いでいるのか、分かっていなかったのです。

そのことを知った時、一生懸命にアメブロで記事を書くことが、一瞬にしてバカらしくなってしまったのです。

そして、試しに、アメブロの記事をすべて削除して、同じものをfc2ブログに移行してみました。無料ブログの中でも、fc2のように、自分の広告を貼り付けることが可能なサービスもあるのです。

すると、広告を貼り付けた当日に51円稼げました。その後0円が続きましたが、1ヶ月目で324円、2ヶ月目で620円、3ヶ月目で1300円と稼げていったのです。ちなみに、記事を移行しただけで、新たな記事は追加しませんでした。

それで、「これは面白い!」とブログで稼ぐ方法について情報収集をして、ブログやサイトを作っていくようになったのです。

国際結婚組の仕事の悩み。海外在住でもできる日本語の仕事 まとめ

国際結婚をして海外に住むことになると、悩みの一つに仕事があります。海外だと、日本に住んでいた時のように、気軽にアルバイトをしてお小遣いを稼ぐ、ということさえ非常に難しくなります。

また、国によっては結婚ビザでは仕事ができず、別途就業ビザを取る必要があります。そして、現地の語学力や職務経験がなければ、就ける仕事も限られてきます。

けれども、中には日本語のみを使って働くこともできます。

例えば…
・日系企業での仕事
・日本語教師の仕事
・日本人向けのサービス業務
・在宅ワーク

特におすすめなのは、日本語を使って行う、在宅ワークです。今の時代、パソコンあって、インターネットがつながっていれば、海外に住みながらも、日本語のみで在宅ワークができてしまうのです。